2011/04/24 渡辺貞夫 5 @高松 Speak Low

渡辺貞夫(as, shaker) 小野塚晃(pf, ジャンベ) 納浩一(b) 石川雅春(ds) ンジャセ・ニャン(perc, vo)

渡辺貞夫さん、芸能生活60年だそうです。1933年2月1日生まれだそうですから、78歳!

全然、枯れてませんでした。明るく濁りの少ない高音域のイメージのあるナベサダサウンドは健在。演奏はたっぷり二時間、ずっと立ったまま。激しい曲も渋い曲も隙なく完成度高く。アツイ!

バンドとしてのサウンドも当たり前とは言え素晴らしく練られていて、1st set 後半のバラードでは映画音楽のような美しいまとまり。ベースの納さんが渋い。

パーカッションのンジャセ・ニャンさんはセネガルの出身だそうです。使っていたジャンベにはゴジラのせびれのような飾りがついていました。そのうちの一つは小野塚さんに貸していて、パーカッションで盛り上がる場面になると、小野塚さんも参加し、ドラムも合わせてパーカッション祭りに。また一曲ではナベサダさんも shaker を振って祭りに参戦。

ンジャセさんは一曲ボーカルもとりました。アフリカンだった。パーカッションの音が凄く大きくてさすが。日本人のパーカッションがピストルの音なら大砲の音のよう。さすが本場の音。

小野塚さんのピアノは軽快。石川さんのドラムも流れるよう。

私は酒は飲んでませんが演奏に酔ってました。かなり身体を動かしていたかも。チャージ高かったけど、全然モトが取れる素晴らしい体験でした。