フ・タウタフ Live (2013年5月1日)

フ・タウタフ

小川 美潮 (vo), 葛岡 みち (vo), 渡部 沙智子 (vo)
吉森 信 (pf), 小林 武文 (drums), 大川 俊司 (天国)

※ 急告。大川さんが3月12日に急逝されましたため、5人での演奏になりました。ご了承ください。

2013年 5月1日(水)19:00 開場,19:30 開演
会場 Speak Low

前売 4,000円、当日 4,500円 (ドリンク代別)
ただし、学生は前売 1,500円、当日 2,000円
学生の方は当日学生証をご持参ください。ただし社会人学生は除きます。

予約先はチラシに書かれている通りです…のはずが、メールアドレスが間違っておりました。お詫びして訂正いたします。正しいメールアドレスは、tarumi (アットマーク) mishio.com です。

昨年5月の神戸のライブ(結成直後)の一部をごらんください。

小川美潮 (オガワ ミシオ) うた --- 神奈川県出身。 1978年バンド「チャクラ」に入り歌を始める。以来 Wha-ha-ha、はにわオールスターズ、美潮バンド、幻覚ミジンコ楽団、おてもと、ラジオクラブ、ソロ、ズビズバンズ、Love,Peace & Trance、両手に花、ウズマキマズウ、スプラゥトゥラプス、フ・タウタフ..ときてこれからどこへ行くんでしょう。言葉では言ひ尽くせない宇宙のかけらをみつけて歌にするのが私のお仕事だと思っとります。

葛岡 みち (クズオカ ミチ) うた、鍵盤 --- うたう人、鍵盤の人、作る人、イヂル人、お笑いっぽい人、として、あちこちに顔を出し ながら活動中。 作る人では風邪薬「プレコール」TVCM (作曲)、鍵盤の人では川本真琴ツアー、お笑いっぽい人では「へんてこりん」で寄席出演、また「近未来チンドン御鳴ラ商会」では山口とも氏らとソウルで行われた「日韓交流おまつり」に出演(蛇腹)、などなど。

渡部 沙智子 (ワタベ サチコ) うた --- 槇原敬之等のレコーディング、未唯Dreams Come True等のライブサポート、様々なミュージシャンのバックコーラスでのTV出演、作詞作曲の弾き語り等、活動は幅広い。 現在の活動は、9人のヴォーカルグループ、Singing In the Park、女子3人のヴォーカルユニット、トランスパランス、エロ面白いが特徴の、ピアノ弾き語りライブ等。

吉森 信 (ヨシモリ マコト) ピアノ --- ピアニスト、作曲家。 数々のバンド、セッションに参加しながら、近年はソロでも活動し、ソロピアノアルバム「うたのそばに」を2010年に発表。 2012年には、アニメや映画のサウンドトラックを集めた作品集「七つの扉」をアニプレックスより発表。どちらも絶賛発売中!

大川 俊司 (オオカワ シュンジ) ベース --- 1959年9月東京に生まれる。 18歳の頃から音楽に目覚め、ドラムス、ギターと始める。20歳ぐらいから低音部に定着。写真、映像、デザインなどもやります。最近では、愛のある企画中。

小林 武文 (コバヤシ タケフミ) ドラム --- ドラムセットをはじめ様々なパーカッションを駆使し、舞台・ライブサポート・レコーディング等での演奏の一方、自身のグループ「琴鼓'n管(キンコンカン)」、sardine head、シャバヒゲその他多くのバンドで活動。日本を代表する和太鼓グループ「鬼太鼓座」には、ドラマーとしてゲスト参加もする。無声映画・TV等での作編曲活動も行い、NHK大!天才てれびくん」では「パタタピテ ポタツピテ」を提供、その特異性が反響を呼んだ。

主催者より --- フ・タウタフは2012年結成。高い評価を得ているこのコーラスユニットの高松公演がついに実現しました。迫力ある美しい女性コーラスを軽快なリズムでお楽しみください。大人も子どもも、曲を知らない方でもすぐに楽しめる音楽です。破格の学割も設定しましたので、若い人に積極的に聞いていただきたいです。

2011/07/10 クラムボン @旧善通寺偕行社

クラムボンPAなど自らのサウンドシステムをすべてトラックで運んでくることで有名です。そんなわけでどこでもライブをするのですが、今回のドコガイイデスカツアーは普通のライブハウスやホールはほとんどないようです。前日は愛媛・内子座

この日は、善通寺の旧善通寺偕行社。今まで知りませんでしたが、重要文化財
http://www.city.zentsuji.kagawa.jp/info/kaikousya/kaikousya.htm

明治10年にできた、洋館。陸軍のものですが、社交や学術研究の場だそうです。ダンスとかしたんでしょうね(MCでもそのネタが)。上のサイトにある写真の左上のホールで。お客さんは300人くらいで基本椅子席。当日券の方は立見。

長いホールを横長につかい、真中にステージ。それをぐるり180度から囲むかたちで椅子席。私は正面右端のスピーカー前。通常ならばはじっこなんですが、これでも全体からみれば真中です。ステージにはクラムボンの標準的な立ち位置で左から郁子さん、ミトさん、大助さん。私の目の前は大助さんのドラム。目の前なので足使いまで見えます。ジャズの小さなライブハウスならときどきあることですが、クラムボンのようなバンドでこれは珍しい。

ドラムのマイクセッティングもまじまじと見てしまいましたが、シンバル以外は至近にそれぞれマイク。シンバルは遠くにセッティングされたマイクから拾う。特にスネアドラムは上下2本のマイクで拾っているというレコーディングスタジオのような本格配置。さすがクラムボン

ステージの様子はミトさんがアップしてました。
http://twitpic.com/5nu5wf
http://twitpic.com/5nud20
http://twitpic.com/5o04g1

180度から囲む形なので PA も豪華。いつもよりたくさんのスピーカーということで、中高音スピーカー8台、低音ウーハー6台。

そして、古い洋館の音の響きがいい。屋根は高くないのに上に抜けるような感じ。シンセ音を多用した大音響のスペースサウンドのときは感動的でした。ミトさんも音のよさに感激していたようす。新曲の「ある鼓動」のときにお客さんに足を踏みならすようにリクエストがあったのですが、その音がすごい。さすが明治のダンスホールは違います。

ここは着替える場所もないということで、衣装は「普段着で」出て来たそうですが、自然体な方々なので全く違和感ありませんでした。

セットリスト
http://twitpic.com/5o02zd

1. コントラスト
2. 便箋歌
3. imagination
4. Re-THE NEWS
5. Re-Bass, Bass, Bass
6. GOOD TIME MUSIC
7. ミラーボール
8. ハレルヤ
9. KANADE Dance
10. パン蜜 <ここで観客起立>
11. はなればなれ
12. サラウンド
13. シカゴ
14. ある鼓動 <アンコール>
E1 312 (ミトのソロ)
E2 波よせて.
E3. Folklore

開演予定 14:30 (実際は 14:40 くらい)でトータル2時間くらいでした。

2011/07/09 アンヘリート山川@三町ドーム

丸亀町・兵庫町・片原町の交差点「三町ドーム」で開催された、某フラメンコ教室主催のフラメンコのおまつりに、登場したアンヘリート山川氏。フラメンコを歌います。

実は、彼は高校の同級生。阪大の情報工学出身なので、もしかしたらその筋で知ってる人がいるかもしれないが、情報工学は性に合わず、博報堂に就職。40代で突然会社を辞め、セビージャに渡り、フラメンコギターとフラメンコ歌唱の修行をしているという、変わり者です。(ほんまに変わってます)

この日は凱旋ライブ。

その後、見物にきた同級生で飲み会(それが目的か!)。山川君はフラメンコ関係の打ち上げなので同席にはならず。

ちなみにアンヘリートというのは、angel (天使) のスペイン語読みである「アンヘル」に、「小さいもの」を表す接尾語がついたものです。(フランス語の ette などと同じ接尾語のようです。)

2011/07/08 We Love Jazz @ 高松 ミモザバード

霧生ナブ子 (vo), 三木智子 (vo), 立道浩史(g), ゲスト:中野江里子(vo)

ニューヨークから、霧生ナブ子さんをお迎えしてのライブ。霧生さんは三木さんの師匠だそうです。一昨日は仙台で、昨日は一日かけて高松に移動してこられたとか。

スタンダード中心の選曲。霧生ナブ子さんはやや低めの声で、1st set では微妙なタイム感で歌われるのがスリリングでした。いい感じでした。

2nd set の最初は Lover Come Back To Me (実際は同じコード進行の別曲)を聞いてて、ちょっと僕の大好きなダイナ・ワシントンのバージョンを思い出しました。アンコールのインゲンマメブルースは、アートブレイキーの娘さんのオハコだったそうです。

ゲストで出た中野江里子さんの bye bye blackbird もたいへん観客から注目を浴びてましたね。

ギターの立道さんは徳島から。随所に小気味のよいソロを聞かせてくれました。

観客も満員でしかもたいへんにノリがよくて、すごかったです。

二次会では、ニューヨークのジャズシーンの貴重なお話を伺えました。ありがとうございました。

2011/07/02 EQ @高松オリーブホール

小池修 (ts), 青柳誠 (p), 納浩一(b, 6弦eb), 大坂昌彦(ds)

長くやってるユニットのようですが、今回初めて聞かせていただきました。

曲はすべてオリジナルで、四人が持ち寄る。リーダーはいなくて皆対等(なのでMCも全員が交代で)

このメンバーだから当然質は高いです。でも逆にこのメンバーだからもっとホットな演奏を期待していました。思ったよりもクールで落ち着いた演奏でした。納さんと大坂さんのソロは突き抜けてますね。

客はあまり多くなかったけどわかってる人ばかりだったように思います。ソロの後の拍手のメリハリにそれを感じました。

CD 買って来ました!納さんの本 JAZZ STANDARD BIBLE (リットー) も買いました。サインいっぱいいただきました。

2011/06/26 中山うり@高松 umie

中山うり VIVA! ぷらり西日本ツアー

中山うり(vo, acc., tp, メタロフォン), 南勇介(b, cho), まつざわかずお(?) (g, cho)

念願かない、ついにライブ見られました!

北浜アリーの umie で。彼女の歌によく似合う海辺のカフェ。意外にもこれほど海に近いところでやったことはないとのこと。

Wikipedia によると

ライブのパフォーマンスでは、イスに座ってアコーディオンを弾きながら歌い、時々傍らに置いたトランペットを吹いている。ライブの際は原色の衣装で、頭に花飾りを付けることが多い。

とのことです。

衣装はその通りで、朱色のゆったりワンピで髪には青色の花飾り。夏らしくサンダル。足のサイズは小さそう(背も150cm代だと思います)。

トランベットはポケットトランペットでした。もともとトランペッターで、吹奏楽出身でコンクール受賞経験もあるということですが、上手いですね。トランペットとボーカルの組合せといえばサッチモですが、彼女自身サッチモに衝撃を受けた(Wikipedia)らしいです。他にはチェット・ベイカータモリが思い浮かびますが、女性では珍しいですね。

アコーディオンは Dino Baffetti のもので
http://www.baffetti-accordions.com/
の左端にあるのが一番近い。(同じではないと思う。)手は小さいけど指が長い。

メタロフォンは goldon GD11080 だと思います。2曲ほどで演奏。

GOLDON GD11080 いいなあ。買おうかなあ。安いし。

演奏は、思った通り良かったです。とにかく彼女の声は「ミラクルボイス」と宣伝されている通りで、他にはない癒し系の声。ボサノバをやってるわけではないが、ボサノバのような脱力感がある声。

しかし、「黒猫白猫」というインスト曲では声なしでも魅力的なトリオ演奏。ジャズ的な要素も入ってます。

ホンマに素敵な人です。CD買ってサインもらって握手しました。手が暖かかった。

2011/06/24 Gacharic Spin 他 @ 高松 DIME

今更 2011 年のライブレポート。

ガールズバンドが来たら何はともあれ見物に行くの法則が発動。

前日まで名前も知らなかったバンド。一応行く前に YouTube でチェックして最終決断。当日券で。

funripe
どっかの軽音サークルらしいです。四人組。ドラムが女の子でした。

鬼〜ONI〜

http://86.xmbs.jp/onioni/

ストレートで男っぽいヘヴィメタ5人組。顔はコワかったけど演奏は「ウルサイのに気持良い」。ボーカルの音域も広く抜けがよかったです。ベースの人(最近加入したらしい)の顔はいちばん怖かったですが、楽器をアップライトベースに近い角度まで立てて股の下の方で弾いていたのが印象的でした。上手かったです。5曲ほどで終了。

Gacharic Spin

http://gacharicspin.com/

Armmy (vo), Fチョッパー KOGA (b), TOMO-ZO (g), はな (ds)

ここで客が増えました。それでも50人行かなかった。4-5人の客はおっかけらしく、完璧にライブを客席からサポートし、踊ってました。前のバンドとは180度ジェンダーがひっくりかえり、女の子っぽさを可能な限り強調。なかなかいい組合せですね。

ライブ後のいまさらHPで情報入手すると、四人とも別のバンドを以前はやっていたらしいですね。ベースの子がリーダーっぽい。

ボーカルの Armmy は明るい金髪のストレートで大きめのおっぱいを少し見せ、おへそを見せ、太ももを見せてMCでは「セクシー」を連発。声色でも「セクシー」を強調。そこにベースのFチョッパーKOGAが「ミス・ハワイ」のような突っ込みを入れる漫才テイストMC。だけど関西人ではなく東京の人達なのでちょっとボケとツッコミが滑り気味だったかも。

ドラムのはなは、最初2曲巻き貝の被り物。大きめの眼鏡と緑の髪が派手。ギターの TOMO-ZO は全く話さないがニコニコしてガーリーひらひらピンクドレスにピンクのギター。ギターにもベースにもドラムにもその他いろいろなところに光り物の装飾があり、とことんガーリー。

で、演奏の方ですが、激しく踊りながらベースもギターもカッコよく弾いてます。(ときどき踊りオンリー。)ドラムも力強い。ボーカルは最初少し緊張気味でしたが、悪くない。ほとんどの曲はアゲアゲで楽しい。まあ見にいって損はないでしょう。特に、若者はセクシーボーカルとセクシートークに鼻血を出すかもしれません。ルックスも皆いい。

ですが、音楽としてどういう風にやっていきたいのかは見えない感じ。

わずか30分ほどのライブの間に出て来たものが、ハードロック、ポップロック、アコースティック、エレクトリック系っぽいロックパラパラ、等。その上に MC は完全に色物だし。いいプロデューサーがつけばいいのかなあ?