5/6 桜川唯丸一座 @大阪服部緑地音楽堂

桜川唯丸一座:桜川唯丸, 桜川唯清, 桜川唯正, 桜川唯由里, 桜川唯京(以上、vo), 桜川唯英, 桜川唯有 (太鼓), 口垣内八州彦(key), カオリーニョ藤原(g), 東ともみ(b), 太田ピカリ(ds), スターダスト河内(踊り子) [以上フライヤーによる。実際とは一部異なる模様。]

前日の河内オンドリャーズの場合、持ち歌を数曲披露してからの河内音頭でしたが、桜川一座は最初から最後まで江州音頭です。踊り子の河内スターダストというのは、高校生くらいの年齢に見えましたが、25分くらいの演奏の間、ずっと激しく踊ってました。振り付けはパラパラのようでもあり、かなり激しく現代風に見えます。これは、若い人やりたくなると思います。しかしそれにしても、25分休まず、激しいダンス。音楽でなければ、この労働は青少年酷使と言われるかもしれません。

唄い手は次々交代。ベースの東さんと、ドラムの太田さんが個人的に気になりましたが、この一座の方ではなくて独立したミュージシャンです。サックスを吹いている若い女性がいましたが、この人は音頭も唄ったので一座の方でしょう。

さらにびっくりしたのは、途中で木魚を持ったお坊さんが出て来たこと。ここから、般若心経に突入。お経でみんな踊る。これはすごい。黒人は教会でゴスペルで踊ってるが、日本でも宗教でここまで踊るんだ。そういえば、昔から念仏踊りだってありますよね。ゴスペル文化を羨ましがる必要はない。日本にもある!

とにかくすごいものを見たという印象。貴重な経験でした。YouTube に映像があるので見てください。

民謡にエレキ楽器を入れるなど現代化して踊りやすくする試みはいくつかありますが、やっぱりそうすべきなんだなと確信しました。讃岐の一合まいたもそういう試みをしているようなので、ちゃんと評価しなければと思いました。