2/24 4HANDS@高松アルファあなぶきホール小ホール

山下洋輔(p), 大倉正之助 (大鼓), 松浦俊夫 (DJ), 西村記人(paint), 矢部直 (DJ), ラファエル・セバーグ(DJ), 大友良英 (g), 飛び入り 得丸成人 (VJ)

http://www.ac.auone-net.jp/~f-hands/

2007年に山下洋輔さんとライブペインティングのコラボという類似の催しがありましたが、4HANDS としての高松での前回公演は2000年だったようです。

今回はメンバーさらに増強されてきたようです。

前半は、ピアノソロ→ピアノとペイント。ギターソロ→ギターと鼓とDJ。DJソロ → DJ とギター。 でしたっけか。(うろ覚え)

後半は、全員でのパフォーマンス。最後に一人ずつ退場して鼓が残って終わり。

前回と比べると DJ の数が増えてる上に、VJ まで飛び入りし、音も大きめでした。ギターはノイズ系の音が多かったので、今日多かった年配のお客さんにはキツいところもあったかもしれません。

DJ の即興というのがどのくらい効いているのかわかりにくい。スクラッチとかの見た目の明解なプレイはなくてコンピュータとツマミをいじってるだけだし、選曲をその場でやってるようにも見えないし、せいぜい音のバランスを調整してるだけなのではないか(?)、よくわかりません。ピアノやギターにどうやって反応してるんだろう。なおDJは3人全員が同時に出てたことはあったのかなかったのか…。DJブースは二つしかなかったので、同時に出たことはなかったと思うのですが。

ギターは轟音だったのですが、弓で弾くなどのふだん見られないプレイもありました。

後半特に、音のバランスも気になりました。エレキギターとDJの流す音が大きく、鼓とピアノが負け気味であったと思います。

ペイントは前回同様、踊りながら素手(手袋あり)で絵の具を壁につけていくものです。後ろから光が当たっているので、踊りは影で見えるのです。ダンスだとピアノやギターの即興に反応しているのがよくわかりました。

結局、個人的には山下洋輔中心の、前半の冒頭部分が一番気に入りました。類似イベントとしては2回目の鑑賞なので少しコメントがきびしいかも。しかし面白いイベントであることは間違いないです。