3/14 大石昌良 @ 高松 DIME

大石昌良さんは元 Sound Schedule の人です。Sound Schedule の曲とソロの曲はこれまでラジオ等で聞きましたが趣味に合ってるしサウンドもアレンジもなかなか良いので行ってみました。

…が、客は女子ばかり(笑)。追っかけの方も多いようです。

今日の DIME は「全自由席」とチケットに表示されていて、オールスタンディングじゃないの?と思ったら、なんとパイプ椅子が並べられてました。こういうのもありなんですね。ざっと80席くらいですが、満員になっていません。

さて大石さん本人の前に地元バンドの出演

タオル

ギターとキーボード二本のアコースティック三人組。キーボードの女の子は17歳だそうです。知らなかったですが、カマタマーレとか地元トキワ街にも曲を提供しているそうです。出身は一宮町(超ローカル)。

演奏もボーカルも不安定な感は否めないのですが、元気で一所懸命やってるのが伝わるので、自然と客からの手拍子を誘う。がんばってください。

大石昌良

大石昌良(vo, g), 扇谷研人(pf, ピアニカ, cho)

バンドで聞きたかったのですが、今回はアコースティックということで二人。扇谷さんはプロデューサーだそうです。

うまいです。ボーカルはいいし、想像通りアレンジも良い。ギターはコードとリズムだけなんですが、打楽器的な使い方も含め、キーボードとのキメがバシバシ決まる。

扇谷さんのピアノ (Roland RD-600) がまた上手い。タッチが正確で表現力豊でなだらかで素晴らしい。

曲は、ポップ調のものからロック調、ラテン調、ジャズっぽいのまで幅広く。ソロ曲として唯一知っていた「幻想ワンダーランド」がジャズっぽいのですが、演奏かっこよすぎ。この曲に限らず二つの楽器とボーカルだけでこの表現力には唸りました。

二人ともイケメンで女子の追っかけが独占しているような会場でしたが、男子も行かないともったいないですよ。

ちなみに大石さんは宇和島出身で、高松の前に地元宇和島に初の凱旋ライブ。多数の客が来たそうですが、親戚筋も相当いらっしゃったようです。扇谷さんが大石さんの家を訪れたところ、何と33名の親戚が来ていたとか。宇和島おそるべし。