2011/02/19 たむらぱん@梅田 AKASO

この時期に大阪まで行って来ました。一度見たかった。

たむらぱんとは 田村歩美さんのソロプロジェクト。彼女は作詞作曲だけでなくアレンジもできイラストも描けてしまうというマルチな才能のある人で、MySpace出身。CMやドラマのタイアップ曲が多いのでテレビを見る人には馴染みがあるのだろうか。

私は地上波テレビは見ないのでスカパーの音楽局などで知る→気に入る→CD買うという流れ。

面白いと思うのは、作詞にしても、作曲にしても、アレンジにしても、どこかで少しずつ予想を裏切る。もちろんいい意味で。「そこでそう来るのかよ!」と思わずにいられない。特にアルバムをしっかり聞くと曲によってはアレンジがぶっとんでるので大笑いもする。

というわけで、生で初めて見る。実際に聞いた歌もしっかりしている。何でもできるんだな。

バンドは g, b, ds, el-p, sysnth, cho と本人の7人。CD の世界を再現するにはこの厚みは当然必要。ライブのアレンジは CD とは大きくは違わなかったので、彼女の曲作りの才能を知るためだけならCD でよいと思った。だがライブは楽しい。バンドも本当に楽しそう。自由にできる場面はそれほどないにしても、(全部の曲がというわけではないが)複雑な曲をやるのは楽しいだろうと思う。

メンバー紹介はよく聞こえなかったが、あとで調べたところによると 生本直毅(g), 安達貴史(b), 横山裕章 (p), 加藤哉子 (cho) は判明。コーラスの加藤さんもかわいかった。

まとめると、ちょっとアニメっぽい良い声で、童顔のかわいい女性がほのぼのと人生応援歌を歌っているというポップな面と、複雑なアレンジのバンドサウンドという面とを両方持っていて、いろいろなファンをつかめると思われるので、これからさらにブレイクするのではなかろうか。

ちなみに今日のお客さんは、男性が多く、年上と見える人もけっこういました。ライブは 18:30 開始で、アンコール含め95分。23:00には高松の自宅に帰れました。