2011/04/02 We Love Jazz @ 高松 Speak Low

神田サオリ (live paint), 三木智子 (vo), 山本ヒロユキ(p), 西本潔司 (b), 谷 和哉 (ds), 紫帆 (Belly Dance), 飛び入り 山田香織 (ds)

三木さん主催の We Love Jazz ですが、今日のゲストは東京からペインターの神田サオリさん。それにベリーダンスの紫帆さん。

まず、山本さんのソロピアノに合わせて神田さんのペインティングが始まりました。神田さんは衣装(ドレス)が綺麗でペインターとは思えませんでした。縦長のキャンバスにまず青い円から。

続いて、ピアノ+ボーカルの構成で2-3曲あったと思いますが、それに合わせてペインティング。次にベースとドラムも加わった構成でスインギーになると踊りながらペインティング。いつもと違って私の目は絵の方をガン見します。

ライブペインティングといえば、山下洋輔さんの4HANDSを思い出しますが、そのときの荒々しさとは違い、今日の神田さんの絵は曲線的。

2nd set にはベリーダンスが入りました。神田さんが紫帆さんの胸に白い模様をまず描く。いやでも胸の谷間に目がいきますね。その後、紫帆さんはガウンを脱いでダンスの始まり。ガウン脱いだら、腕や背中にも同じ模様が描かれてました。

ベリーダンスは2nd set の中で数曲(全部ではない)ありました。その間、全曲ペインティングは続く。

アンコールでは、神田さんが「花」を歌いました。綺麗な声で上手でした!その後、ラストのキャラバンではドラマーの山田さんが飛び入り。後で聞いたところ、日野元彦さんの最後のお弟子さんで、現在 NYC で活躍中、ビザの更新のため帰国中の高松出身の女性ドラマーだそうです。凄かったです!これ聞けたのは儲けた!

キャラバンの間もペインティングが続き、写真のようになりました。

終演後神田さんにお話を伺いました。衣装はいつも使っているもので、絵の具の積み重ねが模様になっているとか(それが美しいんですよね)。絵の方は構想を持って書いているのではなく、音楽を聞きながらのインスピレーションで描かれているようです。今日の場合は花が咲けばよいなあという感覚だそうです。何曲も聞きながらどんどん重ね描きしているのですが、セットリストを意識しているということはあまりないというこでした。でも下に描いたものは上から消されても痕跡はあって意味があるということだそうです。

次の写真は演奏者の皆さんと絵。絵は紫帆さんがお買いあげだそうです。

いろいろ勉強になりました。