2011/05/29 山中千尋トリオ@高松 Speak Low

山中千尋(p), 東保光 (b), 岡田"Keita"佳大 (ds)

急拠決まったという高松でのライブ。これがツアー最終日。台風で心配されましたが、前日の広島からの移動も無事に行われたようです。そしてお客さんも台風の中たくさん。遠方からの来客もあったようです。

山中千尋さんは、メジャーデビュー前の代表作マドリガル(写真/今日のサイン入り)に入っていた School Days (学生時代)のぶっとんだアレンジにノックアウトされました。このような有名曲も彼女の手にかかれば。。。おまけに美人だし

というわけで CD もほとんど購入しているファンなのでありました。早めに行ったつもりが、前に10人以上いて、席とり大丈夫かと心配しましたが、無事ピアノかぶりつきを確保!なんと、千尋さんが登場するやフレグランスがほんのりと。150cmくらいの距離。

千尋さんはオレンジタンクトップ風ミニドレス(木綿)に黒タイツ。足には10cmくらいのヒール。このヒールはいててもまだ小さいので150cmないんじゃないだろうか。身体も細いし指も細い。なのに、あの迫力。いったいどういう筋肉を??指壊れないのでしょうか??

猛スビードで左右の手でいっぱい音を押さえる。腰は椅子の上で小さくジャンプ。グリッサンドが多用されるがその鍵盤の動きを見ていても美しい。(グリッサンドも簡単そうで、そうではないの!)ときに立ちあがり、時に座り、左足で椅子をひっかけて引き付ける。

私も一緒に(気持とびはねつつ)身体を上下左右に揺すりながら聞きほれました。聞いているだけなのに汗でました。当然千尋さんもあせだく。あの距離であれ見たら、本当に惚れます。自分でも何するかわからないくらい興奮してました。

1st set と 2nd set の間には CD 販売とサイン。 CD はあっと言う間に売り切れましたが既に持ってました(笑)。家に8枚あるCDから4枚持って行ったら、全部サインしていただけました。(握手もね。)しかし、休み時間にあんなにサインするなんて手が休まらない〜。サインと演奏では使う筋肉は違うとはいえ。

ベースの東保さんは、千尋さんのバークリー時代からの友人だそうです。ドラムの岡田さんも激しいけど、表情が豊か。私の位置からはちょうど千尋さんと向いあっている岡田さんの顔がよく見えたのですが、目をむいたり笑ったり。

ちょっとだけ残念だったのは、台風の湿気のおかげで、音が湿っていたこと(演奏の質ではなく純粋に物理的な意味での湿りです)。ドラムの響きもベースの音もいまいちでした。誰の責任でもないことなのでこれは仕方ない。

二日続けてたいへんなライブを見ました。本当生きててよかった。高松にいてよかった。(首都圏や関西で渋さどろんこライブも千尋さん150cm鑑賞もありえません。)